» はじめての美容整形

はじめての美容整形

また多くのクリニックでは、ホームページに施術例写真を掲載しています。これもクリニック選びの参考にはなるのですが、こうした症例写真を参考にする場合でも見るポイントはセンスだと言います。通常の医療行為とは違い美容整形はある意味で正解のない世界です。つまりきれいかどうかは、美的センス、主観によって変わってくるわけです。たんに鼻を高くするというだけなら、センスを無視しても目的を達成することはできますが、鼻を高くしたことで、全体のバランスが崩れてしまっては、美容整形としては論外です。また一口にバランスと言っても、その捉え方は千差万別であり、だからこそセンスを重視しなえければならないということになるのでしょう。
センスというと抽象的で分かりにくいですが、症例写真をみてきれいに変われていると思えるかどうかひとつの決め手となります。症例写真を見て違和感を感じる場合はセンスに相違があるのかも知れませんから、その点を注意していくと良いのではないでしょうか。

そして口コミや評判を参考にするということもありますが、昨今ではやらせ口コミもあるわけですから、信頼できる情報ではない場合もあります。そこで大事になるのが、やはり実際に会って信頼できるかどうかを見きわめるということです。また美容外科医は、ブログやホームページなどで、美容医療に関する考えを表現しているかたが比較的多いですから、それを参考にしてみたり、インタビュー記事などがあれば、それも見ておくと良いでしょう。それでも実際に面談してみて得られる情報こそいちばん信頼できるものであることは間違いありません。

最後になりますが、美容整形ではインフォームド・コンセントが非常に重視されます。インフォームド・コンセントは、美容整形でのトラブルを未然に防ぐ意味でも重要なもので、医師は治療や施術内容を患者に分かりやすく伝え、患者はそれを理解した上で、自由意思のもとで治療や施術に臨む必要があります。ただしインフォームド・コンセントがなされているように見えても、医師の説明が通り一辺倒であったり、患者も理解が曖昧なまま手術に進んでしまうようだと、双方の認識違いからトラブルを生じさせてしまうということが起きてしまうわけです。
そんなこともあり、慎重な医師になると、患者が治療方針や施術内容を正しく理解できていないと判断される場合は施術を行わず、あらためてインフォームド・コンセントに時間を割く場合もあります。
美容整形には一定のリスクが伴う治療もありますので、患者側もそれを理解し容認できるのでなければ手術は受けてはならないということです。リスクの高い案件ほど、双方に信頼が確認できるまでインフォームド・コンセントにしっかり時間をかけるべきなのです。